~ビリヤード脱中級者!上級者を目指す~

ビリヤード ネクスト コツ

ビリヤード ネクスト コツ

ビリヤードにおけるネクスト(出し)のコツとは何だと思いますか?
中級者の方にありがちな、上達を妨げるネクストに対する誤解などについて触れていきます。

C級からB級中位になると、簡単な配置の球は入れられるようになるため、そろそろネクストの事を考え始めます。
この時に、今まで使わなかったようなヒネリや、ラインを意識することで、一時的にイレの精度が下がるのですが、
これは、ある意味でビリヤード技術の向上のためには、仕方のない一時的なスランプです。

しかし、このスランプを抜け、高いイレの精度とネクストへのアプローチを実行できるA級クラスの腕前となるためには、
ある重要な考え方が必要です。

それは、「ネクストの失敗とは何か?」という質問に対する答えです。
あなたは、ネクストの失敗とは?と聞かれたら、何と答えますか?

ネクストの失敗とは?

C級やB級中位までのプレイヤーにこの質問をすると、
「逆フリに出してしまった。」
「先球にキスさせてしまった。」
「遠い配置にしてしまった。」
多くは、このような答えを出します。
要するに、ポジショニングの失敗を語るのです。

しかし、一番の失敗は何かというと、「その時の的球を外してしまったこと」です。

どういう事かというと、ポジショニングとはネクストの一部であり、ネクストというものも、あくまでもイレの一部だという考え方です。
中級者までにありがちな考え方として、イレとネクストを分離して考えてしまっていることが多いのです。

ネクストは何のためにあるのかというと、イレのためであり、突き詰めれば、そのゲームを取り切り、ゲームボールを取るためにあるのです。

このことに気付いていないと、ネクストを選択する際の優先順位がおかしくなってしまいます。

ネクストの失敗とは、

1.的球を外してしまうこと
2.スクラッチしてしまうこと
3.配置的な失敗をしてしまうこと(ポジショニングの失敗)

番号が若いものほど、やってはいけない失敗です。
これは基本ですので、時にはイレの確率を落としてでも、ネクスト先の配置を実現するために比重を置いた選択をすることもあります。

しかし、基本的な考えとして、ネクストで一番やってはいけないことは、
「その時の的球を外してしまう」ということが基本だと、心得てください。

スクラッチ回避

ネクストのコツを語る上で、次に考えなければならないのは、スクラッチです。
ゲーム的に言えば、的球を外してしまうこと以上にやってはいけないことが、スクラッチですね。
(早い技術の向上という意味では、イレの方が重要です。)

スクラッチを回避するためには、スクラッチしやすい配置やラインというものを覚えることが重要です。
しかし、どんなに配置を頭に入れても、撞いてみないと分からないというのが、ビリヤードの怖いところであり、面白いところです。
毎日撞いているホームのテーブルであれば、同じ配置で同じような手球の動きをするかもしれませんが、他店のテーブルであれば挙動が変わってしまいます。
同じテーブルであっても、季節・気温・湿度・ラシャの状況で、球の動きは異なってきます。
これら全ての状況を加味して、必ずスクラッチを回避するというのは、A級上位プレイヤーでも難しいことですので、できるところから覚えて行きましょう。

さて、一口にスクラッチと言っても、いくつかの種類があります。
コーナーポケットとサイドポケットという分け方もありますが、それ以上に重要なのは、
「何クッション目でスクラッチしたのか?」ということです。

一番やってはいけないのは、ワンクッション目でのスクラッチです。
スクラッチ

B級からA級を目指すにあたっては、ワンクッション目のスクラッチをいかに減らせるかを考えることが第一で、
次に長-長のサイドへのスクラッチ(ツークッション目でのスクラッチ)、
その次に、短-長-長(短)と回してスリークッションでのスクラッチです。

スクラッチ回避の大事な考え方として、

「自分の押し引きひねりのかかり具合を把握し、
 各配置での限界点を知っておく。」

というものがあります。

例えば、上述のワンクッション目でのスクラッチの配置で、上撞点だけで撞いた時に、
手球が長に入るか、短に入るか、はたまたスクラッチするか、明確に言えますか?

当然、8番の位置がちょっと変わったり、手球の位置がちょっと変わったりすれば、その結果も変わります。

ですので、自分なりの何かしらの基準を作っておくことが大事です。
コーナーポケットにワンクッション目でスクラッチすることが多いのは、的球がセンター寄りの時です。
スクラッチしやすい場所

このぐらいの配置だと押したらスクラッチ、引いたらスクラッチ、という基準を作っておくことで、
押し引きの選択ミスによるワンクッション目でのスクラッチは大きく減ります。

また、長クッションに入るのか、短クッションに入るのかの見極めのレベルも上がりますので、
結果的に、ポジショニングの精度も高まります。

ポジショニングのコツ

ネクストとはイレの一部であるという考え方、
スクラッチを回避するという考え方、
これらの基礎的な考え方が根付いて、初めてポジショニングのことを考えます。

ポジショニングについては、多くの配置を撞いて練習するしかないのですが、9ボールに限れば、
その配置のパターンというのは限られてきます。

正確に言えば、配置の組み合わせは無限大なのですが、
よく出てくる、同じようなポジショニングのテクニックが使える配置パターンがあります。

それらの基本的な配置のポジショニングを押さえることで、ポジショニングの選択による失敗は減っていきます。
C級からB級に多いのは、技術的な失敗よりも、それ以前の選択の失敗です。

選択による失敗を減らすことで、プレーの結果が安定してくるようになります。
後は細かい押し引きの調整、ひねりの調整、力加減の調整という、ビリヤード技術の深い所を攻めていきます。
そこまで行ければ、A級と言えます。

※ネクストのパターンについては、代表的なネクストのページでも紹介していますので、参考にしてください。




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